裸足からからだの可能性を広げる

今シーズンは暖冬ですが、いつもの冬より脚の冷え、特に足首から足先までがなかなか温まりません。50歳を迎える今年、からだがじわり変化しているのを感じます。

 

実際には30代半ばからからだの変化は起こっていましたが、あの頃は「何これ、おかしいな?」「こんな事今までなかった、なんで?」と困惑したり、落ち込んだりしていました。でも最近は「はいはい、来ましたね。」「これが噂に聞くアレですか。」みたいな軽い受け答えで変化を迎え入れる事が出来る様になってきたと思います。

 

でも歳だから仕方ない、と諦めるでも、アンチエイジングと称した商品に手を伸ばして抗うでもなく、からだを感じて知って、進化させて行くのはいつでも、いや半世紀自分のからだと付き合ってきた今だからこそ出来る!と思っています。

 

実話昨年右足を3回捻挫したり、3年前に左膝にカルシウムの沈着物が出来て以来大腿内側に違和感がある事もあり、年始に「今年は脚を強化する!」を目標の一つにしました。

 

そして先日脚の強化をするべく、気になっていた「MANSANDALS®」のワークショップに行ってきました。きっかけは、昨年ボディワーカーの先輩が履いていた一風変わったサンダル。聞くと裸足の感覚で歩けるサンダルで、ちゃんと脚に意識を向けていないとすぐ膝や股関節が痛くなる、歩く事への意識が変わる面白いサンダルだと聞いた事です。更に最近立て続けに知り合い2人も履いていて、真冬にも関わらず参加したのでした。

 

マンサンダルは裸足の感覚で歩く事、走る事を実現できる履物で、マンサンダルの生みの親、坂田満氏が、「人類にとって裸足が本来の姿であり今でも裸足で歩き、走る能力を備えているはずだ。しかし、靴やシューズに慣れてきた人がいきなり裸足で歩き、走り始めることは難しい。靴やシューズから裸足への架け橋となる履物を作れないだろうか?」(マンサンダル公式サイトより:https://www.mansandals.net/concept/ ) と開発されたものです。

 

ワークショップは私の中の今までのシューズ、靴下、冷えの常識を180度覆す情報が満載で少しショックでもありましたが、とても納得のいくものでした。

 座学の後のマンサンダルを履いて歩くレッスンは、童心に帰った様に楽しく、自分のからだへの新しい発見が満載!裸足で歩く事で本来のからだの使い方が出来る様になれば、今年の目標「脚の強化」だけに留まらず、からだの新しい可能性が見いだせるんじゃないか!と、とてもワクワクしました。

 

スマホやパソコン、便利な電子機器に囲まれて、人類の長い歴史の中で発達してきた素晴らしい叡智の結晶の人間のからだを活かす事が出来ず、からだとこころに沢山の弊害が出てきているのが今の時代だと思います。でも私達は何歳になっても良い方向に向かって進む事が出来て、その為には間違った方向へ向かっている時にそれを教えてくれるからだの声をちゃんと気付く事がとても重要で、その為に、普段からしっかりとからだとこころに向き合う時間、感じる時間を持つことがとっても大切です。

 

マンサンダルで歩く、裸足で歩く事でまだまだ開拓されていない私のからだの未知の可能性を追求していく意欲が湧いてきたワークショップ。早速マンサンダルで朝のウォーキングをしましたが、まだまだ歩き方が下手で、30分程のウォーキングだけであちこち体が痛くなりました。からだが目覚めている証拠です。真冬のサンダルは見た目がかなり面白い事なるので、外で履くのはもう少し季節を待ってみようかな。でもお家ではなるべく裸足を実践しています。

 

 

お客様に触れる手と同じ様に足の感覚も研ぎ澄ませて行きます!!