瞑想でからだと対話

半年程前から生活に瞑想を取り入れる様になりました。毎日ではないのですが、朝に10分から長い時は30分。好きな時間です。

 

今日は目覚めて直ぐに雨音が耳に入ってきました。朝のウォーキングは中止して、ストレッチをしてからだを目覚めさせた後、10分間瞑想をしました。

 

瞑想のやり方は色々あります。マインドフルネスは良く知られています。これまで何度か瞑想会やワークショップに参加した事がありますが、私は自分のからだと対話する様な瞑想が好きです。

 

椅子に座って楽な態勢をとり、まずは呼吸に意識を向けます。

雨の日の湿度の高い空気は沢山吸っても鼻や喉を乾燥させることがなくて呼吸しやすい。

少しひんやりした部屋の空気と自分の体温を同時に意識する事でからだの輪郭を感じました。

 

最近右の脇腹、1本か2本の肋骨が何かの拍子に少し痛いなと思っていたので、丁寧に息を入れてからだの内側から肋骨をストレッチするイメージで呼吸します。すると痛い部分が浮かび上がってきて、感じていたのよりも広い範囲で固さがある事に気が付きました。

 

ゆっくり呼吸を入れ続けると右脇腹の肋間筋の固さ、左に比べて広がりが少ない事に更に気付いて行きます。私は幼稚園児の頃、右肩関節を亜脱臼して完全に戻らないまま成長したせいで、周りの骨格、筋肉のもその影響を受けていて、歳を重ねるごとにその部分の固さを感じる事が増えています。

 

静かにとてもゆっくりとした深い呼吸。ただ呼吸に意識を向けてそれに伴うからだの反応を感じる。右側と左側の動きの違い、スムーズに広がる左側と歪な動きをしながら広がる右側。

 

からだの内側からストレッチをしている様な感覚。深く吸って深く吐くを繰り返すうちに上半身がじんわりと温かくなり、肩の力が抜けて来てとてもリラックスし、更に深くゆっくりとした呼吸になります。呼吸とそれに伴なうからだの感覚に意識を向けていると思考もしばし停止していた事にも後で気付きました。

 

リラックスする、エネルギーが整う、からだへの気付き、こころが安定する、ニュートラルになる、等瞑想から沢山の恩恵を感じているので、瞑想をする回数もどんどん増えてきました。

 

星と海の癒しの全身オイルトリートメント(心で触れるボディワーク)は、アメリカのエサレン研究所発祥のエサレンマッサージ®がベースとなっています。エサレンマッサージ®は、「受ける瞑想」とも言われていて、ゆっくりと深く触れられる事で受け手がその瞬間のからだを感じ、気付き、自分の内側に意識を向ける事を大切にしています。

 

生活の中に色々な瞑想を取り入れ、自分の事だけど気付いていなかったからだとこころについて知る事で、もっと上手く自分と付き合って行ける様になると思います。YouTubeではリードしてくれたり、心地よい音楽や波の音が流れる瞑想の動画が沢山ありますから、ぜひ一度試してみて下さい。