ストレスはビタミンCを消耗する

今年の節分の日は豆を拾う為に沢山の人が押し合いへし合いしている映像がテレビから流れて活気を感じ、コロナ禍で閉塞感いっぱいだった冬の事が大分昔の様に感じました。

 

コロナに罹ったという人の話を聞くのも普通の事になってきていますが、やっぱりコロナにもインフルエンザにも罹らずに冬を乗り切りたいですね。

 

家の庭に小さなゆずの木があり、今年は豊作な上にお友達に頂いたりして家にはゆずがいっぱいあります。鍋の日は毎回このゆずを使ってポン酢を作っていますが、今年中全部の鍋をポン酢で食べてもまだ余りそうなので、白湯にゆずを絞って飲んだりしています。

 

ゆずはビタミンCが豊富な柑橘で、冬を健康に過ごすために大活躍してくれます。ビタミンCと言えば女性にとってシミ予防や紫外線対策、コラーゲン生成に必要なものとして、ずっと注目の栄養素ですが、様々なストレスに対してもビタミンCの働きは大きいのです。

 

冬の厳しい寒さや夏の猛暑の頃は、からだには大きなストレスがかかります。寒さで身を縮める事が多く、肩凝りや腰痛で筋肉は硬くなり、血行も悪くなり、感染症も多くなります。加えて最近は世界の情勢不安のニュースが多く、知らず知らずの内に精神的にもショックを受け続けている様な状態。

 

でもからだはストレスから私達を守る為に、様々な機能を発揮してそれに対処しようとしてくれます。ストレス状態になると優位になる交感神経系を通じて様々なホルモンを分泌して、ストレスに対する抵抗力を維持して生体を防御するのですが、ホルモンを合成する時に必要になるのがビタミンCです。

 

身体的、精神的に沢山のストレスを受けやすい寒い時期には、それに抵抗する為のホルモンの合成にビタミンCがひと際多く消耗される訳です。

 

美容の観点からだけではなく、ストレスに負けないからだとこころの為に、ビタミンCを十分に補給する事がとても大切です。

 

ビタミンCは体内で合成出来ませんので、食べ物から常に摂取する必要があります。ストレスを感じた時、つい甘いものに走りがちな人が多いと思いますが、ビタミンCが豊富な柑橘類ののっているスイーツを選ぶと幸福感と一緒にからだの抵抗力も増す事が出来ます。

 

 今日も関東地方では大雪ですが、暦の上では立春を過ぎました。暖かい春はもうすぐです。

ビタミンCをいっぱいとって、寒さに、ストレスに負けないからだとこころで乗り切りましょう!