今朝は昨日の朝より気温がグッと下がりました。
2カ月前から新しい習慣として早朝ウォーキングを続けています。まだ星と月が煌々と光る空がきれいなので何度も上を見ながら近くの公園を毎朝30分程速足で歩いています。早朝の公園の冷たい空気は澄んでいて、さっきまで布団の中で寝ていたのに、頭がとってもクリアになり、目がぱっちりと開きます。
のんびりゆっくり歩いても良いのですが、朝の時間は貴重だし、折角ならプラスαの効果も欲しいから、かなり大股で前を歩く人を殆ど追い抜く速さの全速力で歩いています。
始めて1週間はすね(前脛骨筋の下部)の辺りの筋肉痛が強く出て、普通の速さで歩く時にはあまり使っていなかった筋肉を使っているんだ、と同じ「歩く」でも「速さ」や「歩幅」の違いで筋肉の使われ方が全然違う事を筋肉痛と共に体感しました。
私は軽度の左股関節臼蓋不全があり、生後股関節が脱臼している時期がありました。でも症状は軽い方だったので、左股関節に自覚症状は全く無かったのですが、40代半ばを過ぎたころからはっきりと違和感を感じる様になりました。
その事もあり、足の付け根が腰から出ているイメージで、股関節をスムーズに動かす事を意識しやすい大腰筋の伸びを感じやすい様に大股で歩いています。左股関節の感覚は毎日色々に変化していて、それを感じながら歩く事でその日の朝の体の状態を確認しています。
速足の速度は結構なもので、毎日タイムを計っています。途中写真を撮ったり、犬の散歩中のご近所さんとお話する時もあるので、参考にならない日もありますが、ゆるくチェックしています。
歩幅を広く早く歩こうとすると推進力を出したいので、かなりしっかりと地面を蹴り出します。昨日、何気に太ももの裏(ハムストリングス)を触ると、「なんか、ちょっと弾力出てる~」と筋肉の感触が今までと違う事を発見!2カ月の成果が少し見えて、益々寒くなる朝の早起きも頑張って続けて行けそう!とモチベーションもアップしました。
毎日ほぼ同じ時間に同じ事をすると、自分の体の状態、感覚の違いをしっかりと感じられる様になります。そこに意識を向ける事で変化が少しずつ起こります。そして同じ時間に空を眺める事で星や月、太陽の位置の変化に、もう当たり前になって忘れがちになっているけれど、自然の雄大さの中で生かされている事を毎日とてもありがたく感じるのです。