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献血

献血

先日、久しぶりに献血に行ってきました。神戸の街を歩いていたら、人の数が少ないせいか、看板を持って献血を呼びかける人の声がいつもより大きく聞こえてきました。

冬は献血者が少なくなる時期ですが、今は新型コロナウイルスの影響で更に献血者が少ないんだろうな、と気づきました。

 

今回は成分献血。成分献血は血小板や血漿の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は体に戻すので、体に対しての負担の少ない献血です。

一旦赤血球も含めた全血を取り出し、機械装置で分離してから赤血球を血管から戻します。

献血前に医師の問診を受けたり、血液の濃度が十分足りているか等確認するのですが、今回は初めて心電図を取りました。1年以内に健康診断等で心電図を取っていない人は取る必要があるとの事。「こんな事前に聞かれたかなぁ?」と思って後で調べると、40歳以上の成分献血者が対象らしく、40代になってから初の献血だったんだと気づきました。

成分献血の針は全血献血の針より少し太く時間も多くかかります。以前一度だけ、献血中に血圧が下がり、途中で中止しなかればならなかった事があったのですが、そうした事は献血センターの記録に残っていて、それ以降看護師さんは特に注意深く献血中の私を見ています。今回もたくさん声をかけてくれて、頻繁にモニターを見ながら私の様子を確認してくれていました。血流を促進する為にカイロを手に持ったり、暖かい飲み物をのんだり、本を読みながら約40分で無事終了!久しぶりの献血だったので、最初少し緊張しましたが、最後まで献血出来て小さな達成感を味わいました。帰り際、看護師さんに優しく「また来て下さいね。」と言われました。腕をたくさん使う仕事なので、頻繁には行けないけど、また行きたいと思います。