増えるといいな、オキシトシン

オキシトシンは体内で作られるホルモンです。子宮や乳腺の筋肉を収縮させる作用があるので、なんとなくお母さんと赤ちゃんの絆を思い浮かべる人も多いかもしれません。

 

でも近年注目されているのは、「愛情ホルモン」「幸せホルモン」と言われる様に、女性の出産時に分泌されるホルモン、だけではない、オキシトシンの働きです。

 

オキシトシンは老若男女、全ての人に分泌されるホルモンでその働きは多岐に渡ります。

 

ストレス、不安を緩和する、自律神経を整える、痛みを緩和する等々、快適な生活を過ごすためにオキシトシンは強力なサポートをしてくれるのです。

 

ではどうすればオキシトシンを沢山分泌出来るのか。。。そんなん体内のホルモンを増えて欲しいからと言って自分で自由自在に増やせるのか?!

そこが問題ですが、安心して下さい、ありますよ、増やせる方法が。

 

1つはタッチングです。人に触れること、ハグでも、オキシトシンが分泌されます。ゆっくりと、優しくが大切。

 

不安な気持ちの時、言葉はなくても優しく背中をさすってもらったり、優しくハグされると、その不安が和らぐのを感じた事はありませんか?体に痛みがある時に、手を当てて撫でられると薬を飲んでも注射をしてもいないけど、痛みが和らぐのを感じた事もありますよね。

 

触れられる事でオキシトシンが分泌され、その生理作用で不安や痛みが和らいでいるのです。

 

他にもあるアロマの香りを嗅ぐことでオキシトシンが分泌される事も分かったそうです。

 

タッチングに関しては、触れられる側だけでなく、触れる側のオキシトシンも増えるのです。触れる触れられるコミュニケーションがお互いの関係をより親密に、強くするのですね。

 

外側の世界では日々色々な事が起こって、揺さぶられる事もありますが、私達にはオキシトシンをからだの中で生み出す力があって、それを活かせばまた自分の真ん中に戻ってこれるのです。

 

とにかく人に優しい、強力なサポーター、オキシトシン。

 

周りの人と触れ合って出しまくると、間違いなく平和な世の中になるでしょうね。

 

写真は、満月の次の日の月。眩しい程輝いていました。